
インタースペース創業の思い
私は学校を卒業した後、証券会社で営業マンとして働いていました。仕事は結構面白くやりがいをもって働いていましたが、その中でも二つ大きくその後の人生
に影響を及ぼすことがありました。
一つ目は株のブローカレッジビジネスはお客様の売買金額に応じた収益構造であり、自分たちが頑張って自社の売上を上げようと思うほど、お客様の手数料が
多く発生し、損失をこうむる可能性が高くなるということでした。今では証券会社もインターネットの普及や証券会社の方針の転換もあり、大きく変わってきて
はいますが、もし自分が将来ビジネスを起こすのであれば必ずWin-Winのビジネス構造を作り上げたいと思っていました。
もうひとつはアメリカのベンチャー企業の勃興を感じたことです。
当時日本では不良債権処理問題によって株価が下落するなど既存企業が沈没していく中で、新興市場と言われた当時の店頭公開企業も大体が創業20〜30年で社長
の年齢が50歳〜60歳と、言わば「公開OR上場=人生の成功者」としての集大成であり、そこから更に10倍や100倍に成長することはとても考えづらい企業が殆ど
でした。
それに対しアメリカではマイクロソフトがウィンドウズ95を発売しシスコシステムズ、オラクル、サンマイクロシステムズ等が隆盛を誇っていました。
当時在籍していた証券会社の外国株の部署の方はユニークな人が多く、毎日のように様々な情報を流しては大いにナスダック株の紹介をしていたので私も少しづつ興味を持つように
なりました。そのような中インターネット企業として初めてネットスケープが上場した時は非常に衝撃的でした。
Win−Winのビジネス
証券会社を退職後しばらくして1998年にインターネットビジネスに足を踏み入れ、1999年にはインタースペースを設立しました。
当時はまだ何をやればよいのかわからず、どんなビジネスをやるのかを毎日社内でプレゼンする日が続いたり
したこともありました。そうしていくつかの事業計画を作る中で、やはり以前考えていた、Win-Winであることとビジネスが大きく成長し、世の中を動かせるよ
うになることは大いに両立するものだと考え、それを模索していった結果アフィリエイトサービスに行き着きました。その後ベストプライスのサービスを開始し
た際にも同様の考えの下にスタートさせています。
今後インタースペースが目指すもの
インターネットを活用したビジネスの業界はよくドッグイヤーだとか次から次へと新しいことをやらなければならない等はよく言われます。確かにひとつの事
を行うのにスピードが必要であることや新しいことにチャレンジすることは大いに必要だと思います。ただ一方で当社は「今これが流行っている」「これが短期
的には儲かりそうだ」というビジネスには手を染めません。なぜなら短期的にしか存在し得ないビジネスは付加価値の創造ではなく、実質的に誰かの損失の上に
成り立っている可能性が高く、ひいては自社にとっての長期的な成長の阻害にも
なりかねないからです。
我々は本当に必要とされてる価値を創造するビジネスを行うことで、お客様とWin−Winのビジネスを築きつつ、明日の日本を背負うような企業に成長していきた
いと考えています。

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