2025.11.12
【2025年9月期 決算】売上高11%増。ストック収益拡大、課金サービスが好スタート
当社は、2025年9月期決算説明会(機関投資家・アナリスト・報道関係者向け)をオンラインにて開催しました。
2025年9月期(第26期)通期のグループ連結業績は、取扱高273.2億円(対前年比0.3%減)、売上高88.4億円(同11.8%増)、営業利益3.7億円(同33.2%減)、経常利益3.9億円(同18.6%減)となりました。

◆ パフォーマンスマーケティング事業:マーケティングソリューションの拡大が収益を牽引
パフォーマンスマーケティング事業は、取扱高256.4億円(対前年比0.1%減)、事業利益9.5億円(同9.4%減)となりました。

国内パフォーマンス広告は厳しい事業環境が続く中、マーケティングソリューションが前年比+58%の大幅増収を達成し、収益を牽引しました。
マーケティングソリューションにおける自社アプリの会員数は計画を上回り、前年比22%増の151万人を突破。解約率も低水準で推移しており、ストック収益の拡大が売上全体の底上げに貢献しています。
海外事業では、インドネシアとベトナムが堅調に推移したものの、全体としては伸び悩みました。今後は、業務効率とコスト効率を鑑みて、シンガポール・マレーシアをタイ・インドネシアおよびベトナムの3拠点運営に集約し、運営体制およびコスト構造の最適化を進めてまいります。
◆ メディア事業:「ママスタ課金サービス」本格始動、収益モデルを拡充

メディア事業は、売上高30億円(対前年比2.2%増)、事業利益2.5億円(同21.5%減)となりました。
「ママスタセレクト」では、広告非表示機能や「コイン先読み」機能の課金サービスを本格的に開始(プレスリリース)。
「先読み」機能は導入から2週間で累計25万件を突破し、ユーザー体験の向上と、新たな収益機会の創出につながっています。
一方で、UX改善に伴う広告枠調整により広告収益は一時的に減少しましたが、課金収益の拡大により利益水準の底上げに寄与しました。
◆ 株主還元策
当社株式の投資魅力向上と流動性の改善を目的に、2025年9月より株主優待制度を新設しました。
400株以上4,000株未満保有の株主様に年間2万円分、4,000株以上保有の株主様には年間4万円分のVJAギフトカードを贈呈。配当と優待の両面から株主還元を強化してまいります。

◆ 2026年9月期 事業方針
2026年9月期は、顧客提供価値の強化と新たな収益モデルの拡充、コスト効率による収益性改善の2つを重点テーマとして取り組んでまいります。
パフォーマンスマーケティング事業では、顧客への提供価値をさらに高め、エンゲージメントの強化を図ってまいります。メディア事業では、「ママスタセレクト」の課金サービス拡充とUX向上を図り、広告収益に依存しない収益モデルを推進してまいります。
さらに、サテライトオフィスの縮小や海外拠点の集約、AI活用による業務効率を推進し、安定した利益創出基盤を目指してまいります。
◆2026年9月期 業績予想

当社グループは、2026年9月期の連結業績予想につきましては、売上高98億円、営業利益7億円、経常利益7.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益4.2億円を見込んでおります。
引き続き、パフォーマンスマーケティング事業とメディア事業の両輪で新たな価値を創出し、国内外での事業成長を加速させ、これまで以上に皆さまや社会に貢献できるサービスを目指してまいります。
決算説明資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。
詳細は下記よりご覧ください。
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2025年9月期 決算説明会資料
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