広告費をかけているのに、思うように成果が出ない。

CPAは合っているはずなのに、なかなかスケールしない。

 

そんな課題を抱えるメディア運営者・広告担当者に向けて、 当社が運営する「アクセストレード」は12月11日(木)、「今すぐ成果に直結する勝ちパターン」をテーマに特別セミナーを開催しました。

 

本セミナーには、「動画広告分析Pro」を運営する株式会社KASHIKA執行役員の山下氏、Webサイト改善ツール「SiteLead」を展開するN1テクノロジーズ代表の中山、そしてアクセストレードメディアプロデュースグループの西村が登壇。
広告訴求、LP改善、ジャンル選定という3つの視点から、成果につながる考え方と事例が共有されました。

 

第一部　勝てる運用者の共通点は「リサーチの解像度」にある

第一部では、動画広告分析Proを運営する山下氏が登壇し、成果を出し続けている広告に共通する考え方や、広告訴求・クリエイティブの見極め方について解説されました。

 

山下氏は、広告成果の差は「インプット量」と「分析の解像度」によって生まれると強調。

単に売れている広告を模倣するのではなく、「なぜこの広告は選ばれているのか」を構造として理解し、自社の案件に転用できるかどうかが重要だと語られました。

 

講演では、広告訴求を読み解く視点として、次のポイントが紹介されました。

 

・継続して使われている訴求に注目する

再生数や配信量を時系列で確認し、一時的なヒットと、長く使われている訴求を見分ける。

 

・「使われなくなった訴求」にも目を向ける

過去の訴求を振り返ることで、ユーザーの関心や市場変化を読み取り、次の切り口を探る。

 

・多くの広告を見て、共通点を見つける

再生数の高い広告を分析し、冒頭の切り口や構成要素を分解・整理することで、自社でも再現可能な要素を見出す。

 

また、誰でも広告を作れる時代だからこそ、成果を左右するのは、素材の選び方やペルソナ理解の深さだといいます。表現だけを見るのではなく、その広告が“どんな人の、どんな悩みに応えているのか”まで掘り下げて考えることが、継続的な成果につながるとまとめられました。

 

第二部　離脱を防ぐのではなく、意思決定を後押しする

第二部では、N1テクノロジーズ代表の中山が登壇し、Webサイト改善ツール「SiteLead」を活用した離脱対策について解説しました。

 

近年のユーザーは、ショート動画やSNSに慣れている分、「答えが遅い」「期待と違う」と感じた瞬間に離脱しやすくなっています。

こうした変化を背景に、従来の一方的なポップアップではなく、AIを活用したシナリオ型・会話型UIによって、ユーザーの目的や不安を整理しながら、意思決定を後押しするアプローチが有効だと説明しました。

 

SiteLeadでは、独自のAIによる離脱予測をもとに最適なタイミングで表示を行い、シナリオクリエイティブによって高い成果を上げている事例も紹介。通常のポップアップと比べ、最大18倍のコンバージョンにつながったケースもあるといいます。

 

離脱を無理に引き止めるのではなく、ユーザーの検討プロセスに寄り添いながら意思決定を後押しすることの重要性が語られました。

 

第三部　いま「勝てるジャンル」はどこにあるのか

第三部では、アクセストレードの西村より、今後注目すべきジャンルとその背景を紹介しました。

講演では、

・結婚情報サービス
・格安SIM、固定回線
・専門求人

といった分野が取り上げられました。
成果を伸ばしているメディアの運用事例をもとに、今後伸びやすいとされる「勝てるジャンル」の最新動向や、参加メディア限定の特典についても紹介しました。

 

参加者の声

参加者からは、

「SiteLeadのツールを導入してみようと思った」

「自分が想定していたユーザー視点を見直すきっかけになった」

「動画広告分析Proの具体的な使い方が参考になった」

「アクセストレードで今取り組むべき案件を知ることができた」

といった声が寄せられました。

 

本セミナーは、ノウハウの共有にとどまらず、日々の運用を見直し、次の成果につなげるヒントを得られる機会となりました。

アクセストレードは今後も、パートナーの皆さまと共に成長を目指し、広告運用の最新知見や事例を提供してまいります。

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