Home ブログ INTERVIEW 閲覧数2.5億PV突破で急成長。組織化されたママスタ編集部の強さ

閲覧数2.5億PV突破で急成長。組織化されたママスタ編集部の強さ

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右)事業部長 長谷川 達也

左)ママスタ編集長 北川 麻耶

 

  

ユーザーに親しまれている愛称「ママスタ」に名称変更

 

ー略称の「ママスタ」に名称を変更し、ロゴリニューアルを行った目的について教えてください

長谷川:当社で運営する日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」は「ママスタジアム」という名称でコミュニティの運営から始まり、時代にあわせてご利用いただく方の助けになるよう、病院施設、小学校のレビューや、ママ向けの情報配信サービス「ママスタセレクト」、保育施設の検索サービス「ママスタ保活」、直近ではお子さんにあった「まなび」を見つけるヒントになる情報を発信するサービス「ママスタまなび」をリリースしています。

ママたちのライフタイムに寄り添って今後もさらなる価値提供を行っていきたいという想いのもと「ママに寄り添い、笑顔をふやす。」というサービスビジョンをかかげ、2020年8月にユーザーの皆様から親しみ使われていた略称の「ママスタ」へと正式名称を変更しました。

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 独立していた各サービスを統合し、統一したブランドイメージとサービスビジョンに沿ったブランド表現を目的とし、新たなロゴを開発し、サイトデザインを含めたブランドのリニューアルを現在も順次進めています。
リニューアルの過程ではありますが、月間閲覧数は約2.5億PV、月間利用者は900万UUを超えるサービス(2020年11月現在)へと成長をしています。

 

「ママスタ」が大きく成長できた理由としてどんなことが挙げられますか?

長谷川:「ママスタ」の中ではママ向け情報配信サービス「ママスタセレクト」の成長が大きな要因だと思います。「ママスタセレクト」は「ママスタコミュニティ」から派生して立ち上がったサービスですが、立ち上げ初期は編集部機能を持たず、コミュニティに集まるママの声をもとにした「コミュニティのまとめコンテンツ」や、提携メディアからの提供記事でコンテンツを構成していました。

北川:今は自社で編集部を抱え、記事すべて内製化し、北海道から沖縄まで多くのママさんが編集部の一員として働いています。読者と同じ目線にたてる編集部を自社で抱えることで得られるママスタの編集力とスピード感は当社の強みだと考えています。

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編集部にいるママさん一人一人の力が「ママスタ」の成長を支えている

具体的にママスタ編集部のどんなところを強みだと感じますか?

北川:私たちはすごく小さなことでも相談、話し合いをし、オンライン会議も頻繁に行っています。会議でも「これやってみよう!」から「やる!」までが本当に速いです。

たとえば、午前中にやる!と決めた企画が、午後にはすでに実行するための声掛けが始まっています。それくらいのスピード感がありますね。私だけだと手が2本分ですけど、皆が自分の役割を理解していて主体的に動いてくれるので、皆さんには本当に助けられています。

 

編集部をまとめるうえで、意識していることはありますか?

北川:特にライターさんやイラストレーターさんとのコミュニケーションを丁寧にすることを意識しています。月間500本ほどの記事をアップしているのですが、作成いただいた記事に対して、よかった点や悪かった点、また修正箇所についての理由や改善ポイントなどを毎回必ずフィードバックしています。

毎回フィードバックをしているので、ママスタ編集部ではどういった方針のもと、どんな記事を書いたらベストなのかを皆が共通認識を持って業務に取り組むことができていると感じています。

また、編集部メンバーに対して半年に1回希望者全員と必ず面談をしています。面談をすることで、言えなかった悩みや「こうしたい!」という想いに気づくことができています。その他、働き方に対して「働く理由は?」「編集部にしてほしいことは?」「将来の夢や目標は?」などの調査もしています。

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―記事のフィードバックや定期面談をすることで、「ママスタ」ビジョンの浸透にも繋がっているんですね。膨大な量の記事をアップしているなかで、一人一人と向き合うのは大変だと思いますが、いかがですか?

北川:私も働くママとして、色々苦労もしているので、編集部のママたちが「ママで時間がないから」などの理由で個のスキルを殺してしまうのがすごくもったいないなと思っていて。なので、眠っている才能をママスタで活かしてもらいたいと全員に対して思っています。

 

漫画コンテンツを強化!人気コンテンツ「ママスタ漫画」は急成長のポイント!


―体制の他に、「ママスタ」をここまで成長させてきた中で、力をいれたポイントやコンテンツはありますか?


北川:
人気コンテンツの「ママスタ漫画」ですね。ママたちのリアルな大変さや、妊娠&育児のあるあるエピソードなどを漫画にして配信しています。

また、発信する記事に関しては「綺麗ごとだけではなく、リアルな部分もさらけ出していこう」とテーマに決めました。ママたちって皆が「子どもを愛している」「たくさん抱きしめたい」という綺麗ごとの感情だけじゃないと思うんですよね。

周りには言えない感情部分をさらけ出して発信していくことで、そういった感情に悩むママたちにも寄り添っていきたいと思っています。そして、それに対する解決方法までしっかり書くことが大事だとも思っています。当然、解決策のエビデンスは大事になってくるため、チェックする部門の強化は徹底しています。


ママたちの子どもの教育に関する不安に応えていく

―新しく「ママスタまなび」の提供を開始したきっかけは何ですか?

長谷川:子育てにおいてまなびの領域は外すことのできないものであり、まなびに悩むママさんたちがより求めている情報に出会う機会を創出する為、「ママスタまなび」をローンチしました。2020年4月に学習塾ポータルサイト「塾シル」を運営する株式会社ユナイトプロジェクトがグループインしており、今後は「ママスタまなび」と連携して、まなび・教育の領域へも貢献していきたいと考えています。

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 ―どのような情報を発信していますか?

長谷川:昨今、新型コロナウイルスの影響もあり、家庭教育、学習について心配しているママさんも多いです。改めて注目される子どもたちの「教育」について、「塾シル」と連携して、塾業界でお子さんの学習に最前線で向き合っている方に登場いただき、子どもの教育に関する不安に応える記事連載なども行っています。

たとえば、「オンライン学習」「オンライン自習室の活用」「子供たちの学習習慣の見直し」「やる気を引き出す方法」などをコンテンツ化していますが、オンライン自習室の活用などは塾業界の最前線でやっている方ならではの発想で、サイトで紹介したところ読者の方からも非常に反響がありました。

北川:今まさにお子さんの受験シーズンにおける教育について悩んでいるママさんも多いと思います。そういったユーザーと著名な塾業界の方々との対談の場もつくっていけたらいいなと考えています。

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すべてのママに寄り添い、課題を解決する「ママの情報プラットフォーム」へ

 ―最後に、今後のママスタの展望や取り組みについて教えてください

北川:皆が興味あるテーマはもちろんですが、たった数人しか興味のないテーマに関しても本気で悩んでいるママさんの役に立つ情報も発信していきたいです。すべてのママたちに寄り添い、今後はさらに有益な情報を発信することで、社会貢献できたらいいなと考えています。

長谷川:「ママの情報プラットフォーム」を目指しています。ママのライフタイムにそった課題はまだまだあり、私たちが価値提供できている範囲はまだまだほんの一部なので、今後も新規コンテンツ、サービスの立ち上げを行い、価値提供を行っていきたいと考えています。

 

【ママスタ】 http://mamastar.jp/

【ママスタセレクト】https://select.mamastar.jp/

月間2.5億PV、900万人以上のユーザーに利用される日本最大級のママ向け総合情報サイト。ママの今に最適な情報を発信し、必要なコミュニケーションの場を提供する「ママのための情報プラットフォーム」です。              

子育て・生活関連ニュース、コミュニティ、保育園検索、習い事や塾探しなど、様々なサービスを通じてママにとって役立つ情報を提供しています。

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