2025.08.12

【2025年９月期　第3四半期】売上高12%増の二桁増収、利益減も将来成長に向け投資拡大

当社は、2025年9月期第3四半期決算説明会（機関投資家・アナリスト・報道関係者向け）をZOOMにて開催いたしました。

2025年9月期第3四半期のグループ連結業績は、取扱高※209.4億円（対前年比0.2%減）、売上高66.5億円（同12.0％増）、営業利益3億円（同41.1％減）、経常利益3億円（同40.0％減）と増収減益となりました。

◆通期業績予想を下方修正。将来成長を見据えた積極投資

通期業績は、マーケティングソリューションの成長があったものの、国内パフォーマンス広告および一部コンテンツメディアの収益減により、売上高・利益ともに当初予想を下回る見込みです。

将来のストック収益拡大を見据え、新規会員獲得を中心とした販促投資の強化を継続してまいります。

◆パフォーマンスマーケティング事業：売上は前年比17%増、マーケティングソリューションが収益基盤拡大を牽引

パフォーマンスマーケティング事業は、取扱高196.8億円（対前年比0.2％増）、事業利益は7.4億円（同10.7％減）となりました。

国内では、パフォーマンス広告が前年を下回る一方、マーケティングソリューションが売上高7.8億円（前年比+63%）と大幅に成長。自社アプリの会員数は累計143万人を突破し、ストック型収益基盤の構築が進みました。

海外では、ベトナム市場が前年を大幅に上回り、好調に推移。引き続き、日本との連携を強化し、成長投資を加速してまいります。

◆メディア事業：比較・検討メディアは好調、コンテンツメディアは減益

メディア事業は、売上高23.7億円（対前年比6.5％増）、事業利益1.8億円（同38.4％減）となりました。

比較・検討メディアは、学習塾比較サイト「塾シル」が需要期に向けたコンテンツ拡充を進め、前年同期比+18%の売上成長を達成。事業黒字化の兆しが見えています。

一方、コンテンツメディアの「ママスタ」は、UX向上を目的とした広告枠の調整により広告収益が一時的に減少。現在は、会員データやプレミアムコンテンツを活用し、ユーザーあたり単価の向上に取り組んでいます。

トピック

「ママスタセレクト」で課金機能を導入、「コイン先読み」は2週間で25万件利用
プレスリリース

ママ向け情報サイト「ママスタセレクト」では、2025年5月に広告非表示機能、7月にコインを使った課金機能を導入しました。その中でも「コイン先読み」は開始から2週間で累計25万件の利用を突破し、想定を大きく上回る成果となっています。

本機能は、ユーザーにより快適なメディア体験を提供しつつ、事業には広告以外の新しい収益を創出することを目的としています。今後もユーザーインサイトに基づく新機能開発を継続し、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。

2025年9月期事業方針と中期経営計画

当社グループは「パフォーマンスマーケティング領域でAsiaトップポジションを目指す」という中長期的なビジョンのもと、Global市場への積極的な事業展開を進めております。

2025年9月期は、「生産性向上と商品力強化」「収益基盤の安定化と投資推進」「海外事業の成長投資の推進」を重点方針として取り組んでまいります。

引き続き、パフォーマンスマーケティング事業とメディア事業において新たな価値を創出し、国内外での事業成長を加速させ、これまで以上に皆さまや社会に貢献できるサービスを目指してまいります。

決算説明資料（全ページ）は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

詳細は下記よりご覧ください。

2025年9月期第3四半期　決算説明会資料

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