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英語の過去形ってどういう意味?動詞に「ed」が付いた形や不規則変化の仕方をマスターしよう

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Shihoのアバター Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

「過去形」は英語の文法の中でも基礎中の基礎に当たります。
ですが、基礎だからこそ意外と理解しきれていないという人も少なくないかもしれません。

今回は、過去形とは何か、動詞を過去形に変化させるパターンにはどんなものがあるかなど、英語の過去形について詳しく解説します。
この機会に、動詞の過去形の変化や過去形の文章の作り方をマスターしておきましょう。

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【目次】 この記事でわかること

英語の過去形とは?

英語の「過去形」とは、時間軸上の過去の時点や時期を表す時制の1つです。
過去のある時点での状況や状態、過去に行われた動作や行動などを話題にする時に使われます

英語の「過去形」という時制が使われるのは、対象の状況や動作が現在は終了し継続していない場合です。
「電車が来た」などちょうど今の時点で状況が切り替わったことを表す時には、日本語では過去形を使う場面であっても、英語では「現在形」で表現します。
また、過去に始まった状況や動作が現在まで続いているなら、過去形ではなく「現在完了形」という別の時制が使われます。

「過去形」の文章では、「yesterday」「last week」など過去の時点を指す副詞を伴うのが一般的です。

動詞を過去形にするには?

それでは、動詞を過去形の文で使うためにはどのように形を変化させれば良いのか確認しましょう。

動詞の最後を「ed」に変える

動詞の過去形で最も多いのが、動詞の原形の最後が「ed」に変化する形です。
「規則変化動詞」と呼ばれることもあります。

同じ「ed」の付いた動詞であっても、動詞によって「ed」の部分の読み方が変わるものも少なくありません。
初めて勉強する動詞や理解しきれていない動詞は、必ず辞書などで確認してください。

動詞の形を不規則に変化させる

動詞を過去形に変化させるもう1つの方法は、動詞ごとに異なる決まった形に変えるというものです。
これを「不規則変化動詞」と呼んでいます。

「不規則変化」という名前から分かるように、これらの動詞の変化には規則性がありません。
そのため、一つひとつの動詞に対応した過去形を覚える必要があります。

中には原形と過去形が全く同じ形の動詞もありますが、これも「不規則変化動詞」の仲間です。
形は変わらなくても発音は変わる、という動詞も存在するので注意しましょう。
原形と過去形が全く同じ形の動詞には、「put」「cut」「read」「cost」「put」「set」などがあります。

「ed」の付け方は?

「規則変化動詞」の最後に「ed」を付ける時のパターン4つを把握しておきましょう。

そのまま「ed」を付ける

最も簡単なパターンは、動詞の最後にそのまま「ed」を付ける方法です。
例えば「watch(じっと見る、観察する)」なら「watched」、「look(目を向ける、見る、眺める)」なら「looked」に変化します。

過去形にする時は、必ず原形に「ed」を付けるのがルールです。
もし動詞の最後に複数形の「s」や「es」が付いていたら、それを取ってから「ed」を付けることを忘れないようにしましょう。

「d」だけを付ける

もし動詞の最後が「e」で終わっている場合には、「d」を付けるだけで過去形になります。これがパターン2つ目です。
例えば、「like(望む、好む、気に入る)」なら「liked」、「live(住む、生きている)」なら「lived」です。

「y」を「i」に変えて「ed」を付ける

動詞の最後が「y」でその直前に子音が置かれている場合は、「y」の部分を「i」に変えてから「ed」を付けます。これがパターン3つ目です。
このパターンで変化する代表的な動詞は、「study(勉強する)」→「studied」や「try(試す、やってみる)」→「tried」などです。

一方、動詞の最後が「y」でもその前が母音(a、e、i、o、u)だった場合は、「y」はそのままで「ed」を付けます。
「play(遊びをする、競技をする、演奏する)」→「played」、「enjoy(楽しむ)」→「enjoyed」などがその一例です。

最後の子音を繰り返してから「ed」を付ける

「ed」を付けて過去形にする時のパターン4つ目は、最後の子音を繰り返してから「ed」を付けるというものです。

これは、動詞の最後が子音でその直前が「短母音」または「短母音でアクセントが付いている」場合に当てはまります。
代表的な動詞は、「stop(やめる、中断する)」→「stopped」、「drop(落ちる、落下する)」→「dropped」などです。

一方、動詞の最後が子音でも直前が「二重母音や長母音」または「アクセントが付いていない母音」である場合には、このルールは適用されません。
それらの動詞は、通常通り動詞の最後にそのまま「ed」を付けて過去形にします。
「visit(訪問する、滞在する)」→「visited」などがその一例です。

不規則に変化する動詞の過去形を覚えよう

続いて、動詞ごとに異なる決まった過去形を持つ「不規則変化動詞」の代表的な例を挙げましょう。
これらはその都度記憶するしかありませんので、日常会話や自分の職場でよく使う動詞を優先的に少しずつ覚えていきましょう。

  • am(be動詞)→was
  • are(be動詞)→were
  • become(~になる)→became
  • begin(始める)→began
  • break(切断する、壊す)→broke
  • bring(持ってくる)→brought
  • buy(買う)→bought
  • catch(つかまえる)→caught
  • choose(選ぶ)→chose
  • come(やってくる、行く)→came
  • cost(お金がかかる)→cost
  • cut(切る)→cut
  • do(する)→did
  • drink(飲む)→drank
  • drive(運転する)→drove
  • eat(食べる)→ate
  • fall(落ちる)→fell
  • give(与える)→gave
  • go(行く)→went
  • hit(打つ、叩く)→hit
  • is(be動詞)→was
  • keep(取っておく)→kept
  • know(知る、知っている)→knew
  • leave(去る、出発する)→left
  • let(させる)→let
  • make(作る)→made
  • meet(会う)→met
  • put(置く)→put
  • say(言う)→said
  • see(見る)→saw
  • send(送る)→sent
  • sell(売る)→sold
  • set(置く、据え付ける)→set
  • sing(歌う、鳴く)→sang
  • sit(座る)→sat
  • speak(話す)→spoke
  • spread(広げる、伸ばす)→spread
  • swim(泳ぐ)→swam
  • take(取る)→took
  • talk(話す)→talked
  • teach(教える)→taught
  • tell(話す)→told
  • think(思う)→thought
  • throw(投げる)→threw
  • read(読む)→read
  • run(走る)→ran
  • wear(身につけている、着用している)→wore
  • write(書く)→wrote

過去形の文を疑問文や否定文にするには?

一般動詞を使った通常の疑問文では「do」や「does」を、否定文では「do not(don’t)」を使います。
一方、過去形の文章を疑問文や否定文にするには「do」や「does」を過去形「did」に変化させた「did」や「did not(didn’t)」を使用します。
疑問文や否定文では原形の動詞を使うというルールがあるので、過去形の動詞は必ず原形に直しましょう。

例文:I did not attend last week’s event.
意味:先週のイベントには参加しませんでした

A:Did he come to work this morning?
意味:彼は今朝出勤しましたか

B:No, he didn’t. He is taking the day off today.
意味:いいえ。彼は今日休みを取っています

まとめ

今回は、英語の文法の基礎である「過去形」について、動詞を過去形に変化させるパターンも含めて詳しく解説しました。
動詞の様々な変化のパターンや過去形の否定文・疑問文の作り方をしっかり理解して、過去形を使いこなせるようになりましょう。

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Shihoのアバター Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

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間野 由利子のアバター 間野 由利子 ライター

明治大学サービス創新研究所客員研究員/ライター
2019年からオンライン英会話を始め、現在4年目。世界各国の人とオンライン英会話を通じて知り合った人たちと友達になり、現在は各国に友達ができるまでに。オンライン英会話、英語コーチング、TOEICスクールなど、複数を受講経験あり。目標は、海外の教育者と意見交換したり、映画プロデューサーにインタビューすること。

黒須 千咲のアバター 黒須 千咲 フリーランスライター

中学時代に英語に目覚め、外国語科の高校に通った後、法政大学GISで英語漬けの4年間を過ごしました。学生時代には、アメリカとイギリスの短期留学も経験。大学卒業後は夢だった自由な働き方を実現するため、オーストラリアワーホリへ。ライターを目指しつつ、シドニーでウェイターとして約半年働きました。現在は、日本でギリシャ人の夫と暮らしながら執筆活動中。主に英語学習に関する記事を執筆しています。TOEIC920点英検準1級取得済み。

黒田莉々のアバター 黒田莉々 英語研究家 / 翻訳家

三度のご飯の次に英語が大好きな「英語の人」。英文法や英文解釈が大好物。洋書や洋画が大好きで、そこから学んだ「使える英語フレーズ」は数知れず。
米国東部の四年制大学(社会学/文化人類学専攻)をCum Laudeで卒業。帰国後は大手英会話学校の専任講師を経て、大学レベルの英語講師を20年近く経験。

現在、フリーランスで著述業、通訳、翻訳業を営む。集英社よりビジネス英語の指南書「悪魔の英語術」を出版。TOEIC975点英検1級

川田 幸寛のアバター 川田 幸寛 英語コーチ / ライター

高校時代に英語を猛勉強し、校内偏差値が40→80にUP。大学では英語教育を専攻し、4年次にオーストラリアのパースへ留学。「話す」「聞く」にフォーカスを置いて、現地の人々や世界各国の留学生と交流を深めた。その結果、ケンブリッジ英検B2TOEIC400→835を取得。現在は、海外へ行きたいけど英語に不安がある人たちのサポートや後押しをしている。

さわのアバター さわ ライター

元こども英会話教室の主任講師。4年間イギリス人講師とペアでティーチングしつつ、日々の会話の中から日英の文化の違いにも興味を持つ。海外在住歴や留学経験などはなく、地道に英語学習した後に講師へ。教室型英会話とオンライン英会話の受講経験あり。これらの経験を活かし現在は英語関係の記事を執筆している。

夢はライター活動をしながら旅をすること。各土地で輝いている人を見つけてインタビューし、頑張る人を応援するメディアを作りたい。

まつのアバター まつ WEBライター / 日英通訳・翻訳者

米国にて学士留学3年間と英語での仕事を20年経験。
サイエンス・ビジネスおよび日常生活の話題まで幅広いジャンルの英語を得意としています。

TOEIC945と英語経験を生かして、英語が苦手な方をサポートできるようブログ執筆活動を始めました。

WEBライターとしても活躍中。海外現地情報をリサーチしたライティングを得意としています。

英語の楽しさと奥深さを読者の皆様にお届けできますように。

Shihoのアバター Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

長尾 浩市のアバター 長尾 浩市 株式会社EduMe代表

株式会社EduMe 代表 
アメリカ大学院にて英語教授法(TESL: Teaching English as Second Language) の修士を取得。

その後、高校生や大学生に英語を教えて20年。TOEFL指導や海外大学留学支援なども手がける。

現在は、子供向け英語プログラミング塾「ワンダーコード」を運営。

中高英語教員免許 / 英検1級 / TOEIC980点

Bekkiのアバター Bekki 字幕翻訳家 / ライター

20歳に受けたTOEICは480点→45歳、二度目の挑戦では915点。
夫はイギリス人で家族で日本在住7年目。双方ともに西ヨーロッパに親戚が多く移住しており、西ヨーロッパのの知識が豊富。
字幕翻訳に関わる前は日本語講師として日本語を英語を使って教えていた。
現在、本業の傍らで小規模の英会話教室運営中。J-SHINE、TESOL取得。イギリス老舗のジョリーフォニックスの講習会を修了。
将来の夢は、60歳までにイギリスの大学に留学すること。

Proteinのアバター Protein Webライター

英語講師歴14年目。シンガポールに4年間駐在。

取り柄のない学生時代を経て、オンライン英会話やスクールに通いシャドーイングガチ勢としてガリ勉。

その結果、英検1級国連英検A級TOEIC990点IELTS 7.5TOEFL102点を取得し、英語で飯が食えるように。
現在は高校で非常勤講師をしながらオンライン家庭教師やってます。オンライン指導はTwitterのDMまで。

ニモのアバター ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

自分の学んだ英語学や言語学を単なる知識で終わらせず、他の人が活用できるように、実用的な形で提供したいと考えている。
最近ではKindle本執筆にも挑戦し、『単語と単語の意外な関係』などの本を書いた。

私立中高英語教師歴10年。長期留学経験なしで、オンライン英会話などを活用して英語学習を継続。

TOEICは920点を取得。普段は中学生や高校生に英語を指導。
英語の苦手克服から、難関大学受験対策まで幅広く対応。

オンライン英会話5年目。さらに英語力向上を目指して日々学んでいます。

あきこのアバター あきこ ライター

慶應法学部卒→JTCで海外事業に携わるも英語力が足りずに挫折→転職→妊娠・出産で退職→35歳で一念発起して英語を学び直し。留学・海外経験なしから独学でTOEIC900点を獲得→翻訳者。
ELSA speakには絶賛ハマり中。英検1級通訳案内士取得を目指している。

遠藤 邦彦のアバター 遠藤 邦彦 ライター・翻訳者

元高校英語教師 / ライター・翻訳者
高校社会科教師の傍ら英語を学び、英語教員免許を取得。その後大手英会話スクールに通いTOEICで930点を取得。長野オリンピックでVIP接遇の通訳ボランティアを経験し、高校英語教師に転身。55歳にして英語検定1級を取得する。苦労して英語を学んだため、英語学習の大変さを誰よりも知っている。現在は、オンラインでスペイン語を学び、スペイン語の通訳を目指している。

Karenのアバター Karen ライター

1年の留学経験あり。帰国後は英語力向上のため、オンライン英会話で会話を学んだり発音矯正のスクールに通う。

その後、独学でTOEIC885点取得。英語力を活かし、前職は子ども向けのオンライン英会話講師として活躍。

現在は2児のワーママとして親子でお家英語に取り組み中です。

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