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「:」コロンと「;」セミコロンの意味・違い・使い方を解説!

川田 幸寛のアバター 川田 幸寛 英語コーチ / ライター

高校時代に英語を猛勉強し、校内偏差値が40→80にUP。大学では英語教育を専攻し、4年次にオーストラリアのパースへ留学。「話す」「聞く」にフォーカスを置いて、現地の人々や世界各国の留学生と交流を深めた。その結果、ケンブリッジ英検B2TOEIC400→835を取得。現在は、海外へ行きたいけど英語に不安がある人たちのサポートや後押しをしている。

英語でよく使われている「:」コロンと「;」セミコロン。この2つの句読点には、それぞれ意味があり、用法が異なっていることをご存知でしたか?

今回は「:」コロンと「;」セミコロンについてご紹介します

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【目次】 この記事でわかること

「:」コロンと「;」セミコロンの違いと意味

「:」コロンも「;」セミコロンも、英語文で使われている句読点のひとつです。日本語でも使われることがありますが、特に意味もないため、なんとなく使用している方も多いのではないでしょうか?

しかし、英語文の場合、よく似ている記号ですが、どちらも意味があるため、しっかり区別して使われています。では、両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

詳しい使い方については後述しますが、どちらも記号の前は「完全文」ですが、記号の後ろが異なります

「:」コロンの基本と意味

使い方の基本 「完全文」 +「:」 + 「説明するための単語や補足事項など」

記号の前にある完全な文章を、記号の後ろの文章が補足する内容となります。よって、「:」コロンには、「例えば」「つまり」「すなわち」などの意味があります

なお、「完全文」とは、英語の5文型(SV、 SVC、 SVO、 SVOO、 SVOC)のどれかを満たしている文のことです。

「;」セミコロンの基本と意味

使い方の基本 「完全文」 +「;」 + 「完全文」

「;」セミコロンは、記号の前も後ろも完全文で使われるため、文章をつなぐ接続詞の役割があります。よって、「;」セミコロンには、「そして」「しかし」「なぜなら」「もしくは」などの意味があります

「:」コロンの使い方

「:」コロンには、主に4つの使い方があります

  • 例示・列挙
  • 引用・ようやく・セリフ
  • 補足説明
  • 強調

では、ひとつずつ見ていきましょう

1.例示・列挙

「:」コロンは、リストや例えなど関連する項目を列挙し、文章をつなげることができます。例えば、「私は世界中を旅行しました。」という完全文の後に「:」を置き、旅行した国を列挙して説明できます。

例文:I traveled all over the world: Italy, France, Australia, Mexico, Kenya, USA.
意味:私は世界中を旅行しました。イタリア、フランス、オーストラリア、メキシコ、ケニア、アメリカ合衆国

例文:I have to buy these things at the grocery store: eggs, milk, butter, apple juice, and chocolate.
意味:食料品店でこれらのものを買わないと。卵、ミルク、バター、リンゴジュース、チョコレート

このように「:」コロンを使うことで箇条書きのような形になり、読みやすい文章になります

2.引用・セリフ

「:」コロンを使い、記号前の完全文の主語の品用やセリフを挿入することができます

例文:The coach always teaches me how to do the marathon: “Shake your arm.”
意味:監督はいつも私にマラソンの方法を教えます。「もっと腕を振るように。」

3.補足説明

「:」コロンの後に、全文の内容に補足説明することもできます

例文:She loves to watch Korean drama for the following reasons: she can’t go on a trip to Korea.
意味:彼女は韓国ドラマを観るのが大好きです。その理由は、韓国旅行に行けないからです

例文:Tokyo is the capital of Japan: The population of Tokyo is ○○○○.
意味:東京は日本の首都です。人口○○○○です

4.強調

内容を強調するために、「:」コロンを使うこともできます

例文:I’ll tell you what I did: I cried.
意味:私が何をしたと思う?泣いてしまったの

「;」セミコロンの使い方

「;」セミコロンは、記号の前の文と後ろの文の両方が、「完全文」でなければいけません

「;」セミコロンには、主に2つの使い方があります

  • 全文と後文を接続詞としてつなぐ
  • 関連性のある2つの文をつなぐ

では、例文とともに使い方をみていきましょう。

1.全文と後文を接続詞としてつなぐ

例文:I’m going to the office; I will do a presentation.
意味:会社に行きます。それにプレゼンをする予定です

例文:I can’t afford to buy this; I don’t bring any money.
意味:これを買うことはできません。お金を持ってこなかったので

「;」セミコロンの後に、「however(けれども)」「in fact(実際)」「moreover(その上)」などの「接続副詞」が続くこともあります

例文:I studied English in England; however, it wasn’t enough to become fluent in English..
意味:私がイギリスで英語を学んだが、流ちょうに話せるようにはなりませんでした

例文:He is handsome; moreover he is rich.
意味:彼はハンサムで、その上金持ちです

2.関連性のある2つの文をつなぐ

「;」セミコロンは、関連性のある2つの完全文をつなげることができます。この場合、「;」セミコロンは、「and」と同じ意味で使われます。

つまり、「;」セミコロンを「and」に代えても意味は同じになります。ただし、2つの文章は同じ話題について述べていなければいけません。

例文:I went to college; He went to the office.
意味:私は大学へ行き、彼は会社に行った

例文:My favorite subjects are English and Spanish;He is good at math.
意味:私の好きな科目は英語とスペイン語で、彼は数学が得意

まとめ

「:」コロンと「;」セミコロンの使い方についてご紹介しました。日本語では区別されていませんが、英語では意味が異なるため、使い分けなければいけません。

「:」コロンと「;」セミコロンの使い分けができるようにしましょう。

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