日本語の「メール」は英語の「mail」？日本人が間違えやすい「メール」の正しい意味

ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

自分の学んだ英語学や言語学を単なる知識で終わらせず、他の人が活用できるように、実用的な形で提供したいと考えている。
最近ではKindle本執筆にも挑戦し、『単語と単語の意外な関係』などの本を書いた。

日本語の「メール」は、和製英語です。つまり、日本人が言う「メール」とネイティブが言う「mail」は、意味が異なります。

今回は、日本人が間違えやすい「メール」の正しい意味と使い方をご紹介します。

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日本語の「メール」と英語の「mail(メール」の違い

日本語の「メール」と英語の「mail（メール）」の違いを説明します。

日本語の「メール」＝「電子メール」

日本語の「メール」は、パソコンやスマホなどを通して送信する「電子メール」を指して使われる和製英語です。

一方、英語では「電子メール」のことを「e-mail」と言います。この「e-mail」の「e」は、電子の意味を持つ「electronic」を省略した形です。

つまり、英語では「電子メール」のことをmailとは言いません。英語のmailには、次のような意味があります。

英語の「mail(メール）」＝「郵便」

英語の「mail(メール）」は、「郵便（制度）」「郵便物」「～を郵送する」を意味します。

アメリカ英語では「mail」、イギリス英語では「post」が使われています。

「e-mail」の関連語

「mail」に関連する英語表現

「メール」を使った例文

例文：I check email every day.
意味：わたしは毎日メール（電子）を確認します。

例文：Can you send me an email?
意味：メールを送ってくれませんか？

例文：Text me.
意味：メールちょうだいね。

例文：I open the mail.
意味：郵便物を開けます。

例文：I have a lot of mail to answer.
意味：返事を出さなければならない郵便物が沢山あります。

まとめ

日本語の「メール(電子メール）」は和製英語で、正式な英語名は「e-mail」です。

日本語の「メール」をネイティブに使うと、「郵便」や「郵便物」と間違えられてしまいますので気を付けましょう。

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