おすすめ記事一覧
/オンライン英会話選びに迷ったら必見\
/オンライン英会話選びに迷ったら必見\
英語論文は日本語論文と書き方や構成が違います。
つまり、スムーズに英語論文の読み書きをするためには、英語論文の構成や書式、マナーを理解しておくことが役立ちます。
今回は、英語論文の書き方についてご紹介します。
オンライン英会話57社を調査して厳選した「人気のおすすめオンライン英会話」のランキングをご紹介!
オンライン英会話の選び方から目的別のおすすめランキングが用意されているので自分にぴったりのオンライン英会話がきっと見つかります。
「論文」とは、学術研究の成果など、あるテーマについてまとめた文章のことです。
事実に対する客観的な意見を論理的に書いていきます。
では、英語論文を書く前に知っておくべきことをみていきましょう。
英語論文は、その内容によって呼び方が違います。「論文」は英語で以下のように表現します。
英語論文を書く際、まず日本語で論文を作成し、それを英語に翻訳する手法をとる方もおられるでしょう。
ただしその場合は、注意が必要です。
なぜなら、日本語と英語では文章の構成が異なるからです。
つまり、そのまま文字通りに翻訳するのではなく、英語の発想で文書を組み立てなければいけません。
それを踏まえた上で、英語論文の書き方をみていきましょう。
英語論文を書くには、いくつかの手順とコツが必要です。
どんな順序で組み立てていくのが効率的なのでしょうか。
英語論文を書く前に、まずどの種類の論文なのかをはっきりさせましょう。
そして、書きたい内容と目的を明確にしてください。
内容と目的を明確にすれば、それに似た過去の論文を読み、ヒントを得ることができるでしょう。
英語論文では、一人称は不適切と言われています。
つまり、「I think 〜.」などで始まる文章はNGです。
そのため、三人称や受動態などを使うのが一般的です。
日本語では「〜だから〜である。」と、まず理由を述べてから、結論を述べる文章が一般的です。
一方、英語では「〜だ。なぜなら〜だからである。」と、まず結論を述べた後、理由を述べます。
英語論文は、長い文章よりも短くて簡潔な文章が好まれます。
1文あたり20単語前後が理想的な文章の長さと言われています。
また、短い文章は、文法ミスの回避にもつながります。
当たり前のことですが、スペルミスはNGです。
間違えないように細心の注意を払いましょう。
日本語の論文にも言えることですが、同じ単語や言い回しを何度も繰り返し使うと、文章全体が単調になります。
一方、キーワードとなる言葉は積極的に使いましょう。
論文では、フォーマルな表現が必須です。
例えば、日常的に使っている「I’m」は「I am」、「Don’t」は「Do not」が正しい文語です。
また、英語論文ならでは言葉を使う必要があります。
例えば「but」は「however」、「and」は「moreover」、「Really」Definitely」など日常会話では使わない単語を使います。
本記事では、一般的な英語論文の構成をご紹介します。
英語論文は、以下の10で構成されています。
では、それぞれの構成部分を詳しくみていきましょう。
論文のタイトルは、とても重要です。
なぜなら、最も人の目に触れるのは「タイトル」だからです。
タイトルの目的の一つは、人を引き寄せることです。
WEBなどで検索する際、タイトルをみて、どのような内容が記載されているかを判断します。
タイトルの語数は、10〜12語程度が理想的と言われています。
読み手の興味を引くタイトルをつけましょう。
目的2:研究内容の重要ポイントが伝える
タイトルと論文の内容が一致していなければ、読み手は他の論文を探すでしょう。
つまり、タイトルは、論文内容と一致している必要があります。
タイトルを付ける際には、以下の5つのポイントを参考にしましょう。
Abstract(アブストラクト)、つまり要約は、論文の内容を簡潔にまとめた部分です。
ジャーナルにより異なりますが、一般的には200〜300語程度に要約します。
多くの人は、この要約をまず読み、論文の内容を把握します。
つまり、読み手が論文を読むかどうかを判断するもの言えるでしょう。
ですから、論文で一番伝えたい重要なことを盛り込みましょう。
Introduction(イントロダクション)では、概要の紹介と論文内容の言及をします。
まず概要の紹介として、キーワードとなる単語を交え、研究した背景をまとめます。
読み手の興味を引きつけるために、先行研究の引用をすることもできるでしょう。
続いて、論文内容の言及をします。
研究内容や目的に加え、読み手に研究の重要性を伝えてください。
また、どのような実験や解析方法を用いたか、どのような結果を得ようとしているか、なども伝えます。
序論の役割のひとつは、読み手を本論へ誘導することです。
序論の最後は、この論文から得られるメリットをまとめ、読み手の興味を引き寄せましょう。
なお、Introduction(イントロダクション)は、現在理解されていることや問われている事実を伝えるものです。
よって、現在形で伝えるのが基本です。
Material and Method(マテリアル アンド メソッド)では、研究の対象と研究の方法をまとめます。
過去形での記載が一般的です。
マテリアル アンド メソッドでは、「研究デザイン」「研究対象」「データ収集」「データ分析」などの要素に関する情報をまとめます。
例えば、実験をした場合は、装置や薬品の名前、製造会社などを記載します。
また、手法に関しては、実際に行ったことを詳細に記載することもできますが、他文献を紹介したり、引用することで容易にまとめることが可能です。
Results(リザルト)では、研究から得られた結果や発見したことをまとめます。
文章はもちろん、図や表、写真などを使って客観的にまとめることも可能です。
ここでは全ての研究結果を報告するのではなく、論文に必要な情報を中心にまとめます。
なお、実験は全て終わっているので、基本的には過去形で記載します。
Discussion(ディスカッション)では、研究結果を元に自分の解釈や議論をまとめます。
研究結果の意義、他の研究との関連や比較、発見から得られた新しい視点、新たな課題などを示すのが一般的です。
Conclusions(コンクルージョン)は、研究結果をまとめた結論です。
本文を読んだ後に結論を読むので、序論よりも具体的な内容であるべきです。
また、結果を記載しますが、要点を際立たせるために一番重要な要点だけを簡潔に記載します。
なお、得られた研究結果から、読み手に行動を促したい場合は、結論にその旨をまとめます。
Acknowledged(アクノウリッジド)では、研究に協力して下さった方や組織の名称を挙げます。
例えば、アドバイスをしてくれた方、研究機器などでお世話になった方などを挙げることができるでしょう。
また、研究を進める上で補助金や寄付金を受けた場合は、組織名を記載します。
Reference(リファレンス)では、論文を書く際に参考にした過去の論文、書籍、著者名、ページ番号などを記載します。
Appendices(アペンディクス)には、数式展開や証明、動画、写真など本文に載せることができなかった情報を捕捉資料として記載します。
ただし、複数ある場合は、原則、連番付けをし、参考文献のように本文中に言及しておく必要があります。
日本語から英語に翻訳する場合は、特に「時制」の使い分けに混乱しがちです。
時制が不自然に混じっていると、読み手は違和感を感じるでしょう。
英語は、現在形か過去形のどちらかに統一するのが基本です。
つまり、時制は混ぜません。
上記でも簡単に説明しましたが、論文での時制の流れについてご紹介します。
Abstract(要約)やIntroducition(序論)では、すでに知られている事実や一般知識、これから伝えたいことなどを伝える部分です。よって、特別な理由がない限り、現在形でまとめるのが基本です。
また、Discussion(考察)やConclusions(結論)なども現在形です。
ただし、考察や結論で研究結果を振り返る場合は、過去形を使います。
Material and Method(材料と方法)やResults(結果)は、過去に行われたことの説明です。
よって、過去形でまとめるのが基本です。
過去のリサーチ結果や研究結果をまとめる場合は、現在完了形です。
今までの研究の結果を今回の研究と比較する際にも、現在完了形でまとめましょう。
英語論文を書く際、「時制」の使い分けに注意していても、混乱しやすいものです。
ですから、最終的にはネイティブにチェックしてもらうことをおすすめします。
英語論文では、書き方のルールがあります。
特に接続詞の使い方がポイントです。
接続語がない文書は詩(ポエム)のようになってしまいます。
ここでは英語論文でよく使われている接続語を中心とした表現をご紹介します。
The purpose of this study is 〜. (この研究の目的は~です。)
The main objective of this paper is 〜. (この論文の主な目的は~です。)
This study provides 〜. (この研究は~を提供します。)
In this paper, the discussion centers on 〜. (この論文では〜を中心に議論します。)
The main objective of this paper is 〜. (この論文の主な目的は~です。)
In comparison with 〜 (〜と比較すると)
In comparison to this (これと比較して)
However (しかしながら)
By contrast (対照的に)
On the other hand (その一方で / 他方で)
Another point of view (別の観点で)
Then again (しかし / その反面)
Yet (それにも関わらず)
the reason for 〜. (〜の理由)
For this reason (その理由で)
Accordingly (結果的に)
As a result (結果として)
This result suggest that 〜. (この結果は~ということを提案している。)
Hence (それゆえに)
Thus (それゆえに)
Primarily (第一に)
One example of 〜 is 〜. (~のひとつの例として~があります。)
For example, 〜. (例えば~)
For instance, 〜. (例えば〜)
In particularly, 〜. (特に〜)
Among others (とりわけ)
Specifically (具体的には)
Such as (次のような)
〇〇 mentions that 〜. (〇〇は~と言及しています。)
〇〇 states that 〜. (〇〇が~と言っています。)
According to 〇〇, 〜. (〇〇 によると~です。)
It has been reported that 〜. (〜ということが報告されています。)
The graph A indicates 〜. (図Aは〜を示しています。)
Table A shows 〜. (表Aは~を示しています。)
What’s more (さらに重要なこと)
Above all (中でも / とりわけ)
Moreover (その上)
Furthermore (さらに)
Besides (それに加えて)
In addition to 〜. (〜に加えて)
Similarly (同様に / 類似して)
Likewise (同様に / なおまた)
Not only 〜 but also (だけでなく)
Coupled with (〜に加えて)
Finally (最後に)
Lastly (最後に)
All in all, (全体的にみて)
It is important that 〜. (~は重要)
Altogether (結局は)
In conclusion (結論として)
On the whole (全体としては)
To sum up (要約すれば)
Persuasive (説得力のある)
All things considered (全てを考慮して)
In order (〜するために)
In other words (言い換えれば / すなわち)
This is to say (すなわち / 次の通り)
To put it another way (言い換えると / 言い換えれば)
That said (したがって)
Over a wide range (広範囲にわたって)
to some extent (ある程度)
under 〜 condition (〜の条件で)
In view of 〜. (〜を考慮して / 〜の点からみて)
今回は、一般的な英語論文の書き方についてご紹介しました。
英語論文は基本10の分野で構成されています。
論文初心者には難しく感じるかもしれませんが、基本構成を必ず守れば、それなりの論文が完成するはずです。
でも、英語を母国語としない日本人には、文法や単語のミスがあることでしょう。
ですから、完成後は、ネイティブに必ずチェックしてもらいましょう。
無料体験回数が豊富で気軽に始められるおすすめのオンライン英会話を紹介をします。
/オンライン英会話選びに迷ったら必見\