英語の「take care」の意味は？「お大事に」など相手を気遣う言葉を紹介！

シュン_2023 Webライター / 英語学専攻 / 英語教員

英語学専攻 / 英語教員歴9年

私立中学・高等学校に勤務し、普段は生徒に英語を指導。文法の基礎だけでなく、シャドーイングやアウトプット活動を重視した授業を展開。
特に英検２級と準１級の指導が多く、校内では外部英語検定チームの一員として英検研究に励んでいます。2次面接対策も生徒に行うことが多く、ほとんどの生徒は１発で2次試験に合格しました！

オンライン英会話を活用し、英検1級・TOEIC975点を取得。現在は、アプリを活用した英語学習を模索中。

WEBライターとして、英検対策や英語学習について発信するだけでなく、オンライン英会話のライティング添削なども行う。

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体調を崩したり怪我をしたりした友達に「お大事に」「早く良くなってね」と気遣いの言葉をかける機会はよくあります。
こんな時に英語では何と言ったら良いのかすぐに思いつきますか？

今回は、「take care」をはじめ相手を気遣う様々なフレーズを覚えましょう。
体調を崩している相手だけでなく、失恋してしまった友達を励ます言い方も紹介するのでぜひ使ってみてくださいね。

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「お大事に」は英語で「take care」？

「take care」はシチュエーションによって2つの意味で使われる言葉です。
それぞれの意味を紹介します。

体調を気遣う「お大事に」

相手が風邪をひいていたり怪我をしていたりして体調が悪そうな時に、「Take care」の一言で気遣いを伝えます。
もう少し丁寧に言いたい時は「Please take care（お大事にしてください）」、「Take care of yourself / Take good care of yourself（ご自愛ください）」などのフレーズを使いましょう。

例文：You are coughing. Are you catching a cold? Take care of yourself.
意味：咳をしているね。風邪ひいてるの？お大事にしてね。

別れる時の「またね」「お元気で」

「Take care」の一言は、友だちと別れる時の定番挨拶にも使われています。
このシチュエーションで使う場合は「気を付けてね」というニュアンスが込められ、「またね」「元気でね」といった意味になります。

「Take care」と挨拶をされたら、「Thanks. You too（ありがとう。あなたも気をつけてね）」「See you（じゃあね）」などと返事できます。

体調を気遣う言葉

英語には「Take care」以外にも相手の体調や怪我の具合を気遣う言葉がたくさんあります。
様々なフレーズを覚えて、バリエーション豊かに気遣いを伝えられるようになりましょう。

さらに親しみある温かい言葉にしたい時は、ここで紹介しているフレーズの最後に相手のファーストネームや「my friend」「my dear」「buddy」などの呼びかけを加えるのもおすすめです。
イギリス英語であれば、同じく親しみを込める呼びかけ「mate」を付け加えるのも良いでしょう。

Feel better soon / Get well soon

「Take care」以外でよく使われる気遣いのフレーズは、「早く良くなってね」を意味する「Feel better soon」や「Get well soon」です。
「Get better quickly」という言い方も使われます。

丁寧に「早く良くなりますように / 早く良くなるように願っています」と伝えるには、「I hope you well feel / get better soon」などのフレーズが使えます。

Speedy recovery

「早く良くなってね」という気遣いの言葉に使える他の言い方は、「Speedy recovery」や「Recover swiftly」です。
「recovery」「recover」は「病気などから回復する」ことを意味する形容詞や動詞として使われます。

丁寧に伝えるには、「I hope you have a speedy recovery」「Wishing you a speedy recovery」などの言い方が使えるでしょう。

Take it easy

仕事などが忙しくオーバーワークで体調を崩している人に「無理しないでね」と声をかけるには、「Take it easy」や「Don’t overwork yourself」などのフレーズが使えます。
「Please don’t strain yourself too much（あまり無理しないでくださいね / 頑張りすぎないでくださいね）」という言い方も良いでしょう。

Make sure you rest

体調が良くない相手に「ゆっくり休んでね」と気遣いの言葉をかける時には、「Make sure you rest」というフレーズが使えます。
「Keep warm（暖かくしてね）」などのフレーズと組み合わせて、「Make sure you keep warm and rest（暖かくしてゆっくり休んでね）」と言うこともできます。

また、「rest up!」は「ゆっくり休んでね！」という意味のスラング表現です。
とても親しい間柄の人に使ってみましょう。

失恋した時にかける言葉

相手に気遣いの言葉をかける場面は、体調が良くない時だけではありません。
ここでは、失恋した女友達や恋人と別れた相手を気遣い励ますフレーズも紹介しましょう。

I’m always here for you

相手が失恋して落ち込んでいる時によく使われる気遣いの言葉は、「I’m always here for you」です。
直訳すると「あなたのために、わたしはいつでもここにいるよ」となります。
「いつでもそばにいるよ」「一人じゃないよ」「いつもあなたの味方だよ」と伝えるフレーズです。

このフレーズには、「I’m here for you」「I’m always on your side」などのバリエーションがあります。

「Things will get better（状況はきっと良くなるよ）」「I support you no matter what（何があってもあなたを応援するよ）」などのセリフと一緒に使われることも多いです。

Let me know if I can do anything for you

「Let me know if I can do anything for you」という気遣いの言葉もよく耳にします。
これは「わたしにできることがあれば何でも言ってね」という意味です。
「Is there anything I can do to help?（何かできることはある？）」や「Anything you want me to do, just let me know（してほしいことがあれば何でも言ってね）」などのフレーズも使えます。

If you need to talk, just call me anytime

相手の愚痴や泣き言を聞いてあげたいと思ったら、「If you need to talk, just call me anytime（話したくなったら、いつでも電話してね）」と言ってみましょう。

「Whenever you need a friend to talk to, just call me（話し相手が必要な時は、いつでも電話してね）」「Feel free to call me any time（いつでも気軽に電話してね）」なども使えます。

まとめ

今回は、「take care」など「お大事に」「早く良くなってね」「一人じゃないよ」と相手を気遣う英語フレーズを紹介しました。
次回、体調を崩している相手や失恋してしまった友達を励ます時にぜひ使ってみてくださいね。