英語で自己紹介ってどうやるの？ビジネスシーンやメールで使える挨拶を例文を使って解説！

Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

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入社挨拶や取引先の引継ぎ、部署の異動、他支店への赴任など、自己紹介する機会の多いビジネスシーン。
今回は、ビジネスの場でフォーマルに挨拶や自己紹介をするのに役に立つフレーズを紹介します。

自分の状況に合わせて言い換えて使えるテンプレートや、相手から質問を受けた時の返事の仕方なども解説しますので参考にしてみてくださいね。

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英語で「自己紹介する」ってなんて言う？

英語で「～を…に紹介する」は「introduce～to…」と言います。
発音記号は「ìntrəd(j)úːs（米）、ìntrəd(djúːs（英）」で、読み方は「イントゥロドゥース（米）、イントロデュース（英）」です。

「自己紹介をする」と言いたい時には「introduce myself」と表現します。

「tell about～」を使った「〜について教える」という言い方もあります。

自己紹介を依頼するフレーズ

相手に自己紹介を依頼したり、自己紹介の後に感謝を表したりする時には、以下のようなフレーズを使います。

例文：They are the members involved in this project. Please introduce yourself one by one.
意味：彼らはこのプロジェクトに関わるメンバーです。では、一人ずつ自己紹介してください。

例文：Please briefly introduce yourself in about one minutes.
意味：1分程度で簡単に自己紹介をしてください。

例文：Thank you for introducing yourself.
意味：自己紹介いただきありがとうございました。

ビジネスシーンで自己紹介をする

入社した時や赴任した時、部署が変更になった時、取引先への挨拶など、ビジネスシーンでは自己紹介をする場面が意外に多いものです。
フォーマルな自己紹介の流れを押さえておきましょう。

挨拶をして自己紹介を始めることを伝える

上司や同僚に自己紹介を依頼されたら、まず挨拶をしてこれから自己紹介を始めることを知らせましょう。

例文：Nice to meet you. Let me introduce myself.
意味：はじめまして。自己紹介させてください。

例文：I’m so glad to meet all of you. I’ll introduce myself first.
意味：みなさんにお会いできてとても嬉しいです。まずわたしから自己紹介します。

「Hi」という挨拶はカジュアルなため、初対面の挨拶では使用しない方が良いでしょう。

自分の名前を伝える

自己紹介で始めに伝えるべきことは自分の名前です。
「My name is～」を使いフルネームを伝えるフォーマルな形が、ビジネスシーンでの初めての自己紹介には相応しいでしょう。

例文：My name is Timothy Franklin. Please call me Tim.
意味：私の名前はティモシー・フランクリンです。ティムと呼んでください。

例文：My name is Nancy Smith Potter.
意味：私の名前はナンシー・スミス・ポッターです。

例文：My name is Junya Kojima. Kojima is my family name and Junya is my given name.
意味：わたしの名前は児島純也です。児島が姓で、純也が名前です。

呼んでほしいニックネームなどを付け加えると、フレンドリーな雰囲気になるのでおすすめです。

「I’m～」というフレーズはカジュアルなので初対面では避けましょう。

所属の会社や部署、経験のある業種を伝える

続いて自分の勤務する会社や、これまでに所属していた部署、経験したことのある業種などを伝えます。

例文：I’m from Stanley. J. company.
意味：わたしはスタンレー・ジェイ会社から来ました。

例文：I’ve been with the Stanley. J. company for the last twenty years.
意味：わたしはスタンレー・ジェイ社に勤めて20年になります。

例文：I work in the Public Relations Department of Stanley. J. company.
意味：わたしはスタンレー・ジェイ社の広報部で働いています。

例文：I used to work for Stanley. J. office as office clerk.
意味：スタンレー・ジェイ事務所で事務として働いたことがあります。

例文：I’m in charge of Sales Department.
意味：営業部を担当しています。

会社での立場、業務、専門を伝える

経験のある仕事や職業名、現在専門にしていることなども紹介します。

例文：I am a general manager.
意味：わたしは支店長として働いています。

例文：I was hired as a section chief of the accounting department.
意味：経理部の主任として雇用されました。

例文：I’m Jack’s assistant.
意味：わたしはジャックのアシスタントです。

例文：I’ve been working as a system engineer for 5 years.
意味：5年間、システムエンジニアとして働いています。

例文：I’ve been working in marketing.
意味：わたしはマーケティングの仕事をしています。

例文：I’ve been working as a programmer since 2020.
意味：わたしは2020年からプログラマーとして働いています。

自己紹介を締めるフレーズ

通常、ビジネスシーンでの自己紹介に求められる長さは1～2分程度です。
指定された時間を超過しないように、以下のようなフレーズで自己紹介を締めましょう。

例文：I will do my best in whatever I do. Thank you.
意味：どんな仕事をするときでもベストを尽くします。よろしくお願いします。

例文：I look forward to working with you.
意味：これからどうぞよろしくお願いします。

例文：I’m looking forward to working with everyone in the sales department.
意味：営業部のみなさんと一緒に働けるのが楽しみです。

自己紹介のテンプレート例文

これまで紹介したフレーズを使った自己紹介のテンプレートです。
ビジネスシーンでよくあるシチュエーションなので、自分に合わせて言い換えて使ってみましょう。

1分で簡単に自己紹介

1分以内でシンプルに自己紹介する言い方を紹介します。ビジネスメールを初めて送る時にも応用できるでしょう。

例文：Nice to meet you. Let me introduce myself. My name is Nancy Smith Potter.I work in the Public Relations Department of Stanley. J. company. I’ve been working as an in-house writer for 5 years. I look forward to working with you.
意味：お会いできて嬉しいです。自己紹介させてください。わたしの名前はナンシー・スミス・ポッターです。スタンレー・ジェイ社の広報部に所属し、社内ライターとして5年間働いています。これからどうぞよろしくお願いします。

新入社員の入社挨拶

入社したり部署を変わったりした時に使える自己紹介です。

例文：It’s a pleasure to meet you. My name is Timothy Franklin. Please call me Tim. I used to work for Stanley. J. office as Web designer for 3 years. I’m greatly looking forward to working with you. I will do my best so that I can get used to work as soon as possible. Thank you.
意味：みなさんにお会いできてとても嬉しいです。わたしの名前はティモシー・フランクリンです。ティムと呼んでください。以前はスタンレー・ジェイ社にWebデザイナーとして3年勤務していました。みなさんと一緒に働けることをとても楽しみにしています。早く仕事に慣れるように頑張りますので、よろしくお願いします。

長文の自己紹介

着任挨拶やスピーチでは、少し長めの自己紹介が求められるかもしれません。
どんな言い方ができるか確認しましょう。

例文：Hello. I’m so glad to meet all of you. Would you mind if I introduce myself？My name is Junya Kojima. Kojima is my family name and Junya is my given name. You can call me Jun. I was born in Tokyo and brought up in Osaka. I was hired as an account manager at the Osaka branch for 6 years. This is my first time living in Fukuoka. Please tell us about delicious food in Fukuoka. I’m greatly looking forward to working with you. Thank you.
意味：こんにちは。みなさんにお会いできてとても嬉しいです。自己紹介をしてもよろしいでしょうか？わたしの名前は児島純也です。児島が姓で、純也が名前です。ジュンと呼んでください。東京で生まれ、大阪で育ちました。大阪支店では経理部長として6年間勤めていました。福岡に住むのは初めてです。ぜひ福岡の美味しい食べ物を教えてください。みなさんと一緒に働けることをとても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。

相手からの質問に答える

出身や担当の仕事、余暇の過ごし方などについて相手から尋ねられることもあるかもしれません。
その場合の答え方も準備しておきましょう。

まとめ

今回は、ビジネスシーンで自己紹介するときに使える表現やフレーズを紹介しました。
入社挨拶や異動・赴任先での自己紹介、取引先との顔合わせなど、ビジネスシーンでの自己紹介を落ち着いてこなせるように何度も練習しましょう。